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ミュシャの夢、夢二の夢
紫陽花の花が街に彩を与える季節となりました。
皆さまもお元気でお過ごしでいらっしゃいますか?

今年の3月から6月初めまで開催されていた、
東京の国立新美術館の「ミュシャ展」。
チェコ国外で初めて全作が展示された
『スラヴ叙事詩』という大作が
大変な話題となっていました。
実際に観に行かれたり、テレビや雑誌などで
ご覧になった方も多いかもしれませんね。

19世紀末から20世紀前半にかけて起こった
芸術様式であるアール・ヌーヴォーの時代を
代表する画家、アルフォンス・ミュシャ。

1860年にチェコに生まれたミュシャは、
フランスで装飾画を描く仕事に就いていました。
流れるような曲線で描いた美しい女性たちのポスターは、
パリで大変な話題を呼び、
ミュシャは一躍人気作家となりました。

1908年、仕事でアメリカに招かれていた48歳の彼は、
ボストン交響楽団の演奏するスメタナの
『わが祖国』を聴いた際、
芸術を通してスラヴ民族の歴史を残し、
その文化に貢献するために余生を捧げることを
決心したのだそうです。

東ヨーロッパに広く分布するスラヴ人と、
チェコ建国の歴史を描いた20枚の巨大な連作
『スラヴ叙事詩』が完成したのは、20年後の1928年。
ミュシャの人生の集大成ともいえるこの作品は、
現在も多くの人々に感動を与えています。

ミュシャが『スラヴ叙事詩』を描き始めた頃、
日本で画家として活躍していたのが竹久夢二でした。

1884年に岡山で生まれた夢二は、
東京で新聞社の時事スケッチを描く仕事に就き、
やがて人気の画家となっていきます。
夢二といえば美人画が有名ですが、
挿絵やデザイン画も多く手掛けていることでも
知られています。

生活をより美しくするためのデザインの重要性に
気づいていた彼は、47歳を迎えた1930年に、
群馬の榛名湖畔に産業美術振興のための
美術研究所を設立することを宣言し、
アトリエを建設しています。

その後夢二が病に倒れたため、
美術研究所が実現することはありませんでしたが、
夢二の思いを継いだ
「竹久夢二伊香保記念館」が設立され、
多くの人が訪れています。

ミュシャも夢二も、自分の持つ能力を多くの人のために
役立てようと決意したのは、共に40代後半。
体の衰えを実感し始め、人生には限りがあるものだ
ということを気づかされる時期です。

人は、歴史という大きな川を流れる、木の葉のようなもの。
水面に落ちた時はいきいきとしていても、
流されていくにつれ、木の葉は傷み、水中に没し、
ついには大きな流れに溶けていってしまいます。

もしかしたら、二人もそんなことを感じながら、
この世界をより良くするために、
何か役に立つことを残したいと思ったのでは
ないでしょうか。

限りある人生をどう生きるか。
ミュシャと夢二が描いた夢からは、挑戦すること、
信念をもって続けることの意義を教えられます。
【2017/06/27 09:00】 | 今日のさんぽ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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